2006年07月23日

スロートレーニング、チューブトレーニング、器具を使わないトレーニングその7

退院して、会社に戻ると私の席はなく、新入社員が2人入っていた。
しかたない、忙しい時に5週間も休んでいたのだ。
文字通り、窓際に座り、子会社の簡単な経理をやることになった。
それはそれで快適だった。
皆が残業していても定時になると帰った。
仕事は簡単で楽だった。

しかし、社長は、私の顔を見るといつも不機嫌だった。
「山田は、いつ、辞めてくれるのか?」という感じだった。
窓際族は辛い。

身体も弱っていた。
もう、前のようにCHIの力で極限の力を出すことは止めることにした。
無理を重ねたので、怪我のデパートになっていた。

なんとなく、ほんどうになんとなく、軽い重量でゆっくりとしたトレーニングをすることにした。
とても軽い重量だった。
ダンベルカールは、10キロくらい。
以前の半分以下の重量だ。

1970年頃のボディビルダーで、小島という人がいた。
凄い身体だったが、トレーニング重量は、信じられないほど軽い重量を扱っていたということだった。
実際に見た人の話を思い出し、私も「ゆっくり、ゆっくり」とトレーニングした。

今でこそ、「スロートレーニング」は市民権を得たが、当時、こんなトレーニングをしていたのは、私だけだったと思う。
小島さんの跡継ぎは、誰もいなかったのだ。

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