当時は、誰もスロートレーニングをやっている者は、いなかった。
多分、日本中で、私だけ。
軽い重量で、ゆっくりとやっていた。
ベンチプレスは、60キロ、スクワットは、100キロ。
暫くすると「ゆっくり」とやるつもりでも重量を増やすとテンポが自然に速くなるのに気がついた。
「ちゃんとコントロールしないとあかん。」と思い、外国の文献を読んだ。
「タイメックスのアイアンマンという時計のストップウォッチ機能が良い」と書いてあった。
高過ぎる。
ある日、三宮の楽器専門店をぶらついていると「電子メトロノーム」を見つけた。
これを購入して使うと凄くいい。
今は、世界中で、スロートレーニングをやる人に「電子メトロノーム」を勧めているようだ。
私が、そのアイデアの元祖だ(笑)。
スロートレーニング、筋肉の発達は期待していなかったのだが、反応は凄かった。
特に脚。
スクワットの重量が、どんどんと増えていくので、ビックリした。
また、以前のように脚を故障して、整骨院に通うことも全くなくなった。
良いことばかりだった。
病院の中での出来ごとは、やはり、一般社会とは違っていた。